こんにちは!STパパです。
前回の記事では、我が家の第一子と第二子のクリニック受診の比較と、ヘルメット治療を決断した経緯についてお話ししました。
「で、結局60万円近く払って効果はあったの?」「夏の暑さとかどうなの?」と気になっている方も多いと思います。
今回は、第一子が専門クリニックで行ったヘルメット治療(クルム)のリアルな治療結果や、夏の過酷な装着事情、そして治療を終えた今だからこそ言える**「もっと早くこうすればよかった!」という激しい後悔**についてまとめました。
結論:重度(レベル4)から軽度(レベル2)へ大改善!
もったいぶらずに結論からお伝えします。
我が家の第一子の治療結果は、**「大成功・大満足」**と言えるものでした。
- 重症度の変化: レベル4(重度) → レベル2(軽度)へ改善!
- 見た目の変化: 上から見た時に明らかだった耳の位置の左右差が概ね一緒になりました。
- 顔の歪み: 心配していたおでこや頬骨の突出(左右非対称)は一切ありません。
現在、上の子は2歳になり髪の毛もしっかり生え揃っていますが、日常で頭の形や顔の非対称さが気になることは全くありません。あの時、思い切って治療に踏み切って本当に良かったと心から思っています。
頭のゆがみを客観的に測る「CVAI値」とは?
専門クリニックなどでは、ゆがみの度合いを**CVAI(頭蓋左右非対称指数)**という数値で測ります。これは「頭全体の大きさに対して何%ゆがんでいるか」を出すため、成長に左右されない正確な指標です。
| CVAI値 | 重症度(レベル) | 状態の目安 |
| 5% 未満 | 正常(レベル1) | 目立たない。経過観察や寝かせ方の工夫で対応 |
| 5% 〜 6% | 軽度(レベル2) | わずかに非対称。耳の位置が少しズレて見える |
| 7% 〜 9% | 中等度(レベル3) | はっきりと歪みがわかる。(※治療検討ライン) |
| 10% 〜 13% | 重度(レベル4) | 顔のパーツの左右非対称が目立ち始める |
| 14% 以上 | 最重度(レベル5) | 非常に強い歪みがある |
我が家はこの「レベル4」からスタートし、「レベル2」まで改善することができました。
【ぶっちゃけ】手で触るとわかる?「毛量マジック」の真実と妻の感想
大満足している一方で、これから治療を検討する方に知っておいてほしい「リアルな現実」もあります。
実は、治療を終えてレベル2まで改善した今でも、頭の左側(斜頭だった部分)を手でなでてみると「あ、やっぱりここが斜頭だったんだな」と普通にわかるくらいには平らな部分が残っています。決して「どこを触っても完璧なまん丸の球体!」になったわけではありません。
ただ、毎日一緒にケアをしてきた妻は、**「でも、手で触った感じは治療前と比べたらちゃんと丸みを帯びてきているよ!」**と、その確かな変化にとても満足しています。
さらに裏話をしてしまうと……
クリニックで3Dスキャンを撮る際、頭に専用のネットを被せるのですが、うちの子は当時からとにかく毛量が爆発的に多かったんです。
そのため、ネットの中に収まった大量の髪の毛がクッションになり、**「毛量のおかげで、実際の頭蓋骨の形よりも数値が良く(丸く)測定されていた説」**がかなり濃厚です。実際に先生に聞いてみたところ、「確かにその可能性は否定できませんね😅」と苦笑いされていました。
それでも「やってよかった」と断言できる理由
「完全に丸くならないの?」と不安に思われたかもしれませんが、それでも私たちは大満足しています。理由は明確で、斜頭の最大の懸念点である「顔の歪み」を完全に防げたからです。
完璧な球体を求めて一喜一憂するのではなく、「顔のパーツに影響が出ないレベルまで整える」という現実的なゴールを知っておくと、少し肩の力を抜いて治療に臨めるのではないでしょうか。
【実体験】23時間装着の壁。夏の過酷さと「自分で外しちゃう」問題
ヘルメット治療は、お風呂などのケアの時間以外、**「1日23時間の装着」**が推奨されています。しかし、実際にやってみると季節や成長によって様々な壁がありました。
夏は冷房ガンガンでも頭がびっしょり!
一番過酷だったのが「夏場の汗」です。
室内で冷房をガンガンにかけていても、ヘルメットの中は蒸れて頭が汗びっしょりになります。外出時はさらにひどい状態でした。
そこで我が家は、熱中症予防を最優先し、ヘルメットを外す時間も作っていました。
ただし、外している間に頭が平らになってしまっては本末転倒です。そのため、**「ヘルメットを外している時は、頭が床につかないように抱っこをして過ごす」**という対策を徹底していました。
成長に伴う「脱げちゃう・外しちゃう」問題
装着のしやすさも、月齢によって大きく変わりました。
- 低月齢のころ: おとなしく被ってくれていて、特に問題なし。
- 寝返り期: ゴロゴロ動く摩擦で、ヘルメットが勝手に脱げてしまうことが増える。
- 生後9〜10ヶ月ごろ: 知恵と力がつき、自分で意図的にヘルメットを取ってしまうように……!
親としては「順調に効果が出ているから、もっと長く被らせたい!」と思っていたのですが、生後9〜10ヶ月頃には本人が自分で外すようになってしまい、これが事実上の治療の引き際(卒業のタイミング)となりました。
タイムロスに激しく後悔!紹介状なしで「直接受診」すればよかった
治療結果には満足していますが、一つだけ強く後悔していることがあります。それは**「動き出しの遅さ」と「無駄なタイムロス」**です。
我が家が本格的に検討し始めたのは生後4ヶ月のころ。
かかりつけ小児科を受診し、紹介状をもらってから [A専門クリニック] を受診したため、実際にヘルメット治療を開始できたのは生後5ヶ月を過ぎてからになってしまいました。
後から知ってショックだったのですが、専門クリニックは紹介状がなくても治療費や初診料は変わりません。(※一部の大学病院などは除く)
「小児科を挟む時間があったなら、さっさと最初から治療ができる専門施設を予約すればよかった!」と激しく後悔しました。早期からやったほうが重症化も防げますし、頭が柔らかいので治療効果も高いです。
注意点:3Dスキャンは「首すわり後」が基本!事前の確認を
ただし、「じゃあ生後1〜2ヶ月ですぐに行こう!」と思うかもしれませんが、ここでもう一つ重要な注意点があります。
最新の3Dスキャナーでの精密な測定は、基本的に**「首がすわってから(生後3〜4ヶ月頃〜)」でないと正確に撮影できないことが多いのです。 そのため、首すわり前の低月齢で受診を考えている場合は、いきなり遠方の専門クリニックへ行くのではなく、まずは「まだ首がすわっていませんが、アナログ式の器具での測定や相談だけでも可能ですか?」**とクリニックに電話確認することをおすすめします。
枕の限界と、第二子で気づいた「最強の斜頭予防」
低月齢のうちは、エスメラルダなどのドーナツ枕を検討する方も多いと思います。確かに効果的ですが、エスメラルダ枕は「首がすわってから」の使用が推奨されています。新生児期から使えるものもありますが、寝返りが始まるとやはり窒息のリスクが怖く、親としてはヒヤヒヤしてしまいます。
では、下の子(第二子)の時はどうやって斜頭を予防できたのか?
実は、特別な枕を使ったわけではありません。答えは**「抱っこ紐」**でした。
下の子が生まれた時、上の子は遊び盛り。上の子を公園などで遊ばせるため、下の子は必然的に**「抱っこ紐」の中で過ごす時間が圧倒的に長くなりました。**
その結果、布団で仰向けに寝かされている時間が劇的に減り、後頭部への圧力がかからず、**「結果的に最強の斜頭予防」**になっていたのです。二人目の頭の形が綺麗だったのは、間違いなくこの抱っこ紐生活のおかげだと感じています。
まとめ:最適なタイミングで行動を!
- 紹介状の有無で費用が変わらないなら、直接専門クリニックへ行くのもアリ!(タイムロスを防ぐ)
- 首すわり前なら、まずは「アナログ測定や相談が可能か」を電話確認する
- 熱中症予防で外すときは「抱っこ」で後頭部をカバー
- 枕の窒息リスクが怖い低月齢期は、「抱っこ紐」で後頭部の圧を逃がすのが効果的
月齢が上がると、タミータイム(うつぶせ遊び)やお座りができるようになり、自然と頭への圧を逃せる機会が増えますが、同時に「自分でヘルメットを外してしまう」という問題も出てきます。
だからこそ、常に寝転がっている低月齢のうちにいかに圧力を分散させるか、または早く治療に入るかが勝負になります。
「頭の形、ちょっと変かも…?」と悩んでいるなら、まずは今の月齢に合わせてクリニックに電話相談や受診をしてみてください!客観的な状態を把握することで、親としてのモヤモヤがスッキリ晴れますよ。


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